コースターのテスト加工

BeamBoxProでコースターのテスト加工を行いました。
SLCO2は、40Wで移動速度は、F mm/分で、BeamBoxProは、50Wで移動速度は、S mm/秒で表します。
なので、S=F/48で計算したら良いやと思ったら、彫刻が弱いし切れません。


切れないから煙がかなり出ています。
そう云えば、焦点を合わせて無かった。板の底近くに成っていました。
それとSLCO2なら、一筆書きのように加工しますが、BeamBoxProは、全く違いますね〜。
仕方がないので、同じ材料で逆向きにして加工して見ました。
材料をスキャン出来るって、こう云う時便利ですね〜。

BeamBoxProの特性

本日の工房の作業は、光軸調整からスタートしました。

先日BeamBoxProの弱点(特性?)を垣間見ました。

BeamBoxProのヘッドの動く速度は、仕様上0~300mm/sと非常に高速です。

でも、これは、X軸方向だけのようです。

Y軸方向は、もっと遥かに遅いようです。

先日、最初の写真の様な加工をしました。

塗り潰しは、ラスター加工し、輪郭を強く焼こうとしたら、写真のような結果になりました。

同じ日に、革の彫刻を行った時でも、Y軸のズレが発生しました。

赤丸の部分が顕著に判ると思います。

加工条件は、S100 P15でした。

Y軸のズレが発生するとX軸とY軸の直角が狂っている可能性が高いですね〜。

なので今日は、より厳密に直角の調整を行いました。

そしてレンズの上のミラーを初めて調整しました。3番目の写真がその様子です。

実は、鏡を持って無かったのでお借りしました。

工房に鏡は、必要なので用意しようと思います。

光軸調整の最終確認は、4番目の写真の様に木片を取り付けて行いました。

この結果が、5番目の写真です。

左側がレンズの上のミラー調整の前で、右側が調整後です。

まだ、Dの結果は、不満でがDの位置を使う加工の予定は、無いのでこれでOKとしました。